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| 月の満ち欠け(朔望)の話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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月は満ちては欠け、欠けては満ちてと変化して止みません。このため変化するものの象徴、人間界では栄枯盛衰のたとえなどにももちいられてきました。 申すまでもなく別に月本体が本当に欠けるわけではなく、太陽に照らされて明るい半面とその陰の見えない半面の地球から見える割合が変化するために起こる見かけ上の現象です。月が太陽と同じ方向にあると地球からは月の陰の半面しか見えませんので月が見えない状態「新月(朔)」となり、太陽と反対方向にあると明るい半面のみが見える「満月(望)」の状態になります。 ちなみに、このことから月が太陽を隠す現象「日食」は新月のときにしか起こらず、地球の影が月を隠す月食は満月のときにしか起きません。 今では、いつが新月でいつが満月かと言ったことはあまり実生活に影響しませんが(海辺では別ですがね)、太陰暦を用いていた頃は月の始め(一日)は新月の日でしたから、暦の日付と月の様子が結びついていましたから、満月を過ぎて月が段々と細くなると「もうすぐ給料日だ」なんてことを感じたかもしれません(昔々に、月末に給料日なんてものがあったならのはなしですが)。 さて、月の満ち欠けは平均して29.53059日でこれを朔望月(さくぼうげつ)と呼びます。朔望の朔は新月を望は満月を示す言葉です。今でも月の始めの日のことを「朔日」と書くことがありますが、これは太陰暦を使っていた頃の名残ですね。 ![]()
この原因は、月の軌道、地球の軌道がそれぞれ円形でないこと、月と地球の軌道面が一致しないことが主な原因なのですが、それがどのように影響するかを説明するとなると、とても今回の話の中で書ききれるようなものではないので、割愛させていただきます(月の軌道計算は、他の惑星の計算よりずっと大変なんですよ)。真面目に天文の本をお読みになることをおすすめします。いずれ、うまい説明方法が思い浮かべば改めて書いてみたいとも思います。期待せずお待ち下さい。 (これだけではあまりに不親切なので、「論より証拠」的ですが、年間朔望表なるページを作りました。朔望周期や、新月・満月の期間の変化など、こちらのページで御覧くださればどのくらい変化するかわかると思います。参考にして下さい。)
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