日刊☆こよみのページ スクラップブック(PV , since 2008/7/8)
■「雨一番」の頃 数日前に、近畿地方で春一番が吹いて、大荒れの天気の日があったことを書 いたところですが、春一番について調べていたら、北海道には春一番がない と云うことを知りました。 ついでに、冬の初めの冷たい強風、木枯らし一号もないそうです。 「春一番」や「木枯らし一号」は春の始め、冬の初めには季節の移り変わり を示すのにちょうど良い目安となっていて、世のお天気キャスターと呼ばれ る人達には、なくてはならないアイテムといってもよいかも知れません。 その二大アイテムがないとは、北海道のお天気キャスターはかわいそうです。 ◇雨一番 かわいそうな北海道のお天気キャスターの方々ですが、逆に北海道にしかな い「一番」があるそうです。 それが「雨一番」。 雨一番とは、立春以後に雪を交えずに降る雨のことを指すそうです。 雨が降り出しても、途中で雪が混じって霙(みぞれ)となれば雨一番とはさ れないそうですので、なかなか認定は難しいようです。 なお、雨一番の後はもう雪が降らないというわけでもありませんので、この 点はご注意を。 『季節の 366日』 (倉嶋厚著) によれば、雨一番の平均日は 函館 3/2 , 札幌 3/15 , 釧路 3/18 , 旭川 3/21 , 網走 3/27 とのことですので、彼岸の中日にあたる今日辺りまでには北海道でも多くの 地域で雨一番を体験した後でしょうか。 前述の本の出版は2003年のことなので、記載されている平均日が多少変わっ ているかも知れないと思い、インターネットで最近の値がないか探してみま したが見つかりませんでした。 探し方が悪かったかな? (最近のデータの在処をご存じの方は教えてください) 最近の資料は見つかりませんでしたが、倉嶋さんの本の数字を信用すれば、 北海道では多くの場所で雨一番が降った頃ですね。 暑さ寒さも彼岸まで という諺がありますが、この言葉と雨一番の時期を並べて考えると、北海道 においては、寒さの終わりを告げるのが雨一番ということになりますか。 北海道にお住いの読者の皆さん、冬の寒さの終わりを告げる「雨一番」、今 年はもう降りましたか?
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